各団体の皆様へ
長良川DAY 「公共事業にレッドカード!“脱ダム宣言”に結集せよ」にご参加ください。
拝啓
各地域での皆様の日頃のご活動に心より敬意を表します。さて、近年の河川政策の転換には目を見張るほどの変化がおきております。昨年の12月に建設省は、日本の河川政策を大きく転換しダムや堰に頼らない治水を取り入れていくことを発表しました。そしてこの5月、国土交通省は現在建設中のダムに優先順位をつけ不要なダムを見直し、これからは水資源の為の新たなダム建設は行わないことも検討すると発表しました。これらは全国で活動している市民団体や自然保護団体の勝利とも言うべき大きな成果です。しかし、まだほんの一歩を踏み出したに過ぎません。長良川河口堰をはじめ多くの問題を抱えている皆様とともにこれからも力強い運動を展開していくには、それぞれの市民団体が結集して大きな運動を展開していくことが急務であると思います。全国の市民団体が結束して行うことには多くの可能性があると思います。ダムの問題がひとつの地域の問題ではなくなったように、また、ダムのあり方を問うことが、公共事業全体のあり方、ひいては政治全般のあり方を問うものへと発展していくように、全国から同じ声を発することによって市民が政治をコントロールしていくような動きをつくっていけたらと思います。
私達は“長良川DAY”が、その可能性を広げていく場であるようにしたいと思っています。今回も多数のゲストの方が参加してくださいます。オランダ政府からはハーリングフリート河口堰のゲート開放に関して、アメリカからは元アメリカ開墾局の河川工学者で現在グレンキャニオン協会理事のデイブ・ウェグナー氏が、グレンキャニオンダムが与えた影響、ダム撤去の科学的見解などの報告をしてくださいます。皆さんも是非講演を聞いて世界の河川政策を学び、日本の現状と比較してください。そしてそれぞれの運動の目的をいっしょに探っていきながら、日本に残された貴重な自然を守っていきましょう。
最後にお願いですが、皆様の活動のアピールと各NGOのブースの申込を募集します。皆様の日頃の活動を全国の人にアピールする絶好のチャンスでもあり、また物品販売もしていただけます。多くの参加者をお待ちしております。尚、ブースのお申込、リレー報告のお申込は6月20日までにFAXか電話かメールにてお願いします。
敬具
記
*日時 7月7日〜8日
注 : 7日午後3時より指定のブースにお入りください。
ブースの場所は当日受付にておたずねください。
*場所 “長良川DAY”野外会場
長良川河川敷左岸 (チラシの地図参照)
*費用 1ブース (1/2テント、 長机1つ 椅子2つ) ¥12,000
1/2ブース (1/4テント、 1/2長机 椅子1つ)¥6,000
ブース代は当日お支払くださるか、同封の振込用紙にてお支払ください。
下記の要領にて20日までにご返信ください。
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ブース・アピール申込書
*団体名
*住所
*代表者
*TEL FAX
*Eメールアドレス
*ブース申込 ( )ブース
*お支払方法 郵便振込 当日精算
*アピールの時間を 希望する 希望しない
◎ チラシをもっと必要な方はご連絡ください。
〒500-8432 岐阜市なわて町2-2
公共事業チェックを求めるNGOの会
TEL 058-272-8495 (担当 高木)
FAX 058-271-8279
Eメール kjc@mx1.ktroad.ne.jp