「よみがえれ長良川パネル展」参加報告 2023年7月5〜10日


会場の岐阜メディアコスモス

7月4日は会場準備でパネル展示作業です
この会場はパネルや写真を固定するピンを直接壁に打てるので作業としてはやりやすい会場です
それでも朝9時から作業を開始し、午後3時頃まで掛かりました

作業が一段落し休憩中です
展示は長良川の写真を出版されている田口茂夫さんと後藤亘さんのコーナーと
長良川の公共事業の問題点や歴史・風景をお知らせするコーナーの2つに分けてあります

受付、ここでパンフレットとアンケートを配布

展示パネルはコーナー別になっています
こちらは導水路問題コーナー 導水路の予定ルートや計画の問題点などを指摘して、展示してあります

下流域環境観察会報告
採泥器や揖斐川と長良川の川底の砂泥も展示

こちらは揖斐川と長良川のカニの生息調査など

河口堰関係のコーナー
河口堰運用開始から28年アユの現状について

その横は河口堰のこれからについての提言です

内ヶ谷ダム問題コーナー
工事が進められていることさえ知らない方が多いようです

長良川漁師の大橋さん兄弟が使っていた漁具の展示

こちらはスタッフが持ち寄った長良川の風景や最近の河川工事の様子
「河口堰建設に反対する会」が開催していたミズガキ講座やラフトの写真も展示

パネルの説明会もありました
粕谷さんは河口堰がある長良川の環境について

富樫さんは長良川の流域と歴史を巡る話題について

野津さんは美濃市の横越地区に計画されている遊水池問題について
川の中に遊水池を造る計画に疑問有りと話されています


7月9日午後は増田康記さん(雑花塾)のコンサート
皆さんで「このままで流れよ長良川」と歌い、椅子が足りなくなるほどの賑わいでした

こちらは田口茂夫さんの写真のコーナー
田口さんの紹介

図書コーナーの手前2冊が田口さんの出版された本

写真はすべて「サツキマスのいた川」からのものです


こちらは長良川の写真家 後藤亘さんの作品
図書コーナーの写真集「長良川に生きる」から展示
これらの写真は現在、岐阜大学に寄贈・保存されていて、それをお借りして展示しました

後藤さんの写真の下に広がっているのは絵本長良川です
上流から下流まで10m以上の長さで風景が描かれています


開催時の会場風景  たくさんの方に見に来ていただきました


7月5日から10日までの6日間の開催期間中に、たくさんの方に来ていただきました
パンフレットの数等から1200名前後の方が、足を運んでくださったと思います
アンケートも500名以上の方から回答いただき、今後の運動の参考にさせていただくことを反省会で確認しました
ありがとうございました