2024年「よみがえれ長良川」パネル展報告


6月29日〜7月1日にかけて2024年「よみがえれ長良川」パネル展を開催 主催者団体として参加しました

今年は、いつもの長良川河口堰問題や木曽川水系導水路事業、美濃市横越の遊水池計画などの展示に加え、
鵜飼観覧船乗り場の釣り堀から2月19日にニジマスが長良川に流出した問題のコーナーも作りました
写真展示は3月に出版された本「長良川のアユと河口堰」に使われている磯貝政司さんの写真データをお借りして
写真パネルにして展示しました

他には三重県の漁師の娘さんであるイラストレーターの矢田勝美さんのコーナーも設置、
30日にはトークショーも開催していただきました

29日と30日の土・日には、親子連れの方に寄っていただける事を期待して、
入り口付近に長良川水系の魚の展示とベンケイガニの展示もしました
ベンケイガニは触れるのもOKにしましたがたくさんの子ども達が寄ってくれて狙い通りの結果となりました

長良川河口堰とニジマス流出問題についてのコーナーです

ニジマス問題は報道やSNS等でも大きく取上げられ全国的な問題となり、皆さんの関心も高かったです

木曽川水系導水路事業と美濃市横越の遊水池計画についてのコーナー
導水路事業も3月28日に事業費の2.5倍増の発表があり特に関心が高いコーナーでした

磯貝政司さんの写真パネルのコーナー 22枚の写真展示です
昔懐かしい写真がたくさんで、「そうそう!昔はこうだったね」という声もよく聞くことができました

矢田勝美さんのコーナー
6月30日の日曜日のトークショーの様子です
三重県の漁師の娘として生まれ、一度海から離れた自分が
どうして海や川、山との関係に戻ってきたのかなどについて熱く語られました
矢田さんの熱のこもった話に皆さんどんどん引き込まれていました

29日土曜日の会場の様子

30日(日)の会場の様子
クイズコーナーです
クイズに答えると長良川のステッカーが一枚もらえるのが大人気で、
答えを探してパネルを読んでもらう作戦も大成功でした

2日半の入場者の方は約600名で、クイズに回答をいただいた方は294名でした
アンケートでは85%の方が図書館などメディアコスモスに来て、ついでに寄っていただいた方でした
年齢は、中高生から30歳までの方が少なかったですが、
あとは各年齢層がバランス良く参加いただいた結果となりました
下はクイズの結果で導水路計画についてまったく知らないという方が61%で、
この方々にいかに知ってもらうかが今後の課題と反省会では一致しました

たくさんの方に参加いただきありがとうございました
来年は河口堰運用開始から30年となります
パネル展なども企画予定ですが、応援よろしくお願いします