プロフィール
快楽亭ブラック(かいらくてい ぶらっく)
落語家、噺家(はなしか)


戦争で父を亡くしました。
・ 1952年5月26日生まれ、東京都町田市生まれ。中野第三中学校、堀越学園。本名・福田 秀文。父はアメリカ人、母は日本人。快楽亭ブラック誕生3日前に、米兵だった父を朝鮮戦争で亡くす。そんな自身の経験から平和の尊さを誰よりも身にしみて感じている。

単親家庭で育ちました。
・ 父を亡くしたため、母の手一つで育つ。シングルマザー、シングルファーザーの御家庭でも子どもが健やかに育つように「単親家庭」支援制度をつくるべきだと考える。

立川談志・門下に入門しました。
・ 1969年、立川談志・門下に入門。前座名の立川ワシントンから、立川カメレオン、立川マーガレット、立川レフチェンコ、立川平成など、19回の改名記録を持つ。

真打の落語家です。
・ 1991年・国立演芸場花形演芸大賞特別賞
・ 1992年、二代目・快楽亭ブラックを襲名して真打(しんうち)に昇進。
・ 2000年度・文化庁芸術祭優秀賞受賞。

毒舌がウリの映画通です。
・ 毎月一度、『毒演会』を行うなど庶民派の落語家として活躍する一方、自他共に認める日本一の「日本映画」通として、映画評論家としても活躍する。『毒演会』では歯に衣着せぬ舌鋒で社会ネタ・政治ネタを一刀両断し、その毒舌と親しみやすいキャラクターに魅了されるファンは多い。
・ 2005年7月、落語立川流を脱会。

大病から快復しました。
・ 2005年11月には心筋梗塞(こうそく)に大動脈瘤(だいどうみゃくりゅう)解離を併発し、生還率15%といわれ生死の境をさまよったが、奇跡的に生還する。誰にでも利用できる身近な福祉・医療の大切さを感じる。長い闘病生活を経て、現在では完全に快復し、落語家・映画評論家として活動を続けている。

著書、多数
・ 『日本映画に愛の鞭とロウソクを―さらば愛しの名画座たち』(1999年)
・ 『借金2000万円返済記』(2006年)
・ 『快楽亭ブラックの放送禁止落語大全』(2006年)
・ 『快楽亭ブラックの放送禁止落語大全〈2〉』(2006年)

落語CD全集
CD全集『借金男』(全10枚堂々完結)好評発売中。紀伊國屋書店新宿本店内ミュージックテイト、浅草ヨーロー堂、横浜ジョイナス新星堂、落語天国(楽天市場)で手に入ります。
・ 01「道具屋・松竹篇」「イメクラ五人廻し」
・ 02「文七ぶっとい」「一発のオ●●コ」
・ 03「英國密航」「反対俥」
・ 04「聖水番屋」「SM幇間腹」
・ 05「カラオケ寄席」「川柳の芝浜」
・ 06「お血脈」「次の御用日」
・ 07「怪獣忠臣蔵」「マラなし芳一」
・ 08「野ざらし」「朝鮮人の恩返し」
・ 09「オマン公社」「人性劇場」
・ 10「たがや」「目黒の秋刀魚」「味噌蔵」


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