長良川ネットワークメールニュース VOL.4 2002/8/31
◆長良川河口堰 受水、5年先送り決定
朝日新聞 三重版 2002-08-24
長良川河口堰(ぜき)の上水道水の受水延期問題で、
北勢10市町でつくる「北勢広域水道事業促進協議会受水部会」
(会長・野呂修四日市市水道事業管理者)は23日、
四日市市など5市町の受水開始時期を5年先送りし、
11年度からとすることを正式決定した。
近く県企業庁に申し入れる。
5市町は四日市市、鈴鹿市、桑名市、亀山市、菰野町。
水需要が伸び悩んでおり、予定通り受水すると、
水道会計が圧迫されるため、先送りを検討してきた。
現在使用している三重用水の事業費負担が12年度で終了するため、
11年度から受水すれば負担が重複しないとしている。
亀山市は「市民の声を聞いてから」として態度を保留。
今後1年間をめどに計画の是非を検討することにしているが、
同部会としては同市を含めて先送りする方針を決めた。
企業庁への報告では、同市の状況も伝える。
決定を待ち、四日市市内での浄水場新設事業を
先送りしている県企業庁水道チームは、
「内容を聞き、国や県の関係部局と協議して対応を決める」としている。
(8/24)
◆市民が質(ただ)す公開質問会
〓 民主党代表選全候補者に問う!〓
先の国会では与党から「自然再生推進法案」が提案され民主党も自党案を
作成するなど、今゛公共事業“が大きく変化しようとしています。一方、゛経済
再生”については出口が見えぬまま、小泉内閣は迷走を続けているように
見えます。他方では有事法制など、自民党の重鎮達も危険視するようなスピ
ードと内容で“憲法改悪”へのレールも引かれようとしています。そんな状況
下で行われる9月23日の民主党代表選には、私達市民も大いに興味を持
ち候補者を叱咤激励したい気持ちで一杯です。
しっかりしろ民主党!
こんな気持ちを込めて「公共事業チェックを求めるNGOの会」と「市民版憲法
調査会」の二団体は、民主党代表選に出馬される全候補者をお呼びして
「公共事業」「経済再生」「憲法」の三大論点を大いに論じていただこうと考え
ました。
候補者にはあらかじめ郵送にて三つの論点への答えを求め、当日はその答え
に沿って、聞き手と対話していただくという手法をとります。会場からの質問点
も当日のアンケート用紙にて抽出します。
多くの市民の皆さんのご参加をお待ちしております。
■主催:公共事業チェックを求めるNGOの会(402団体)
市民版憲法調査会
■日時:9月5日(木)18:00〜20:50
■場所:星陵会館 大ホール (Tel 03-3581-5650)
(地下鉄鉄有楽町線、半蔵門線 永田町下車出口6番徒歩5分、
地下鉄銀座線、丸の内線 赤坂見附下車徒歩10分、
地下鉄丸の内線、千代田線 国会議事堂前下車赤坂口(出口5番)徒歩7分)
■回答者:民主党代表選挙 候補者全員
■内容:
PartT「公共事業をどうするか」(聞き手)五十嵐敬喜(法政大学教授)
PartU「経済再生の方法」(聞き手)高野
孟(「インサイダー」編集長)
PartV「あなたの憲法観」(聞き手)山口二郎(北海道大学大学院教授)
PartW「会場からの論点」(聞き手)天野礼子(公共事業チェックを求めるNGOの
会代表)
■入場料:500円
■お問い合わせ
「公共事業チェックを求めるNGOの会」
E-mail kjc@mx1.ktroad.ne.jp
Tel:058−272−8495 Fax:058−271−8279
「市民版憲法調査会」 http://www.kenpou.com