サツキマスが還る日


 サブタイトル
徹底検証 長良川河口堰の30年


著者・横山尚巳
発行・山と渓谷社
定価・1800円+税
四六判・448ページ

目次

序章
第1章 長良川効果
      ダム等事業審議委員会
      ダム・堰建設の中止・凍結
      「河川法」改正  
      吉野川可動堰計画への建設省の対応

第2章 長良川河口堰とは何か 
      河口ダム構想  
      堤防決壊
      利水から治水へ
      キーワードは塩害

第3章 反対運動前史
      マンモス訴訟
      機動隊導入
      訴訟取り下げ
      新たな差し止め訴訟
      環境アセスなき着工

第4章 新しい反対運動
      長良川のパンダ
      前代未聞のカヌーデモ
      流域に再燃する反対運動
      アカデミズムの風
      選挙とアンケート
      暴かれる金権政治
      長良川DAY

第5章 国境を越えるうねり
      海外からの視線
      地球サミットで得たもの
      国際河川環境会議
      ダム先進国アメリカの変貌

第6章 破綻した建設根拠
      治水論の破綻
      塩害論の破綻
      利水論の破綻
      船上スト
      円卓会議
      それでもゲートは降ろされた

第7章 長良川は今
      ダメージ
      やはり水は余っている
      だから言ったじゃないの裁判
      反対運動が問うもの
      ゲートが上がる日

資料等
あとがき


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