民主党「長良川救済のための緊急連続行動」A
長良川救済のためのシンポジウム報告
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長良川河口堰建設をやめさせる市民会議 nagarask@mx1.ktroad.ne.jp
日時
2005年1月17日午前9:40より
場所
三重県桑名市長島町中央公民館
(電話0594-42-1000 長島町大字松ケ島61−3 )
地図はこちら
主催
民主党
長良川河口堰建設をやめさせる市民会議
後援
日米ダム撤去委員会
出席議員
菅 直人(ネクストキャビネット国土交通大臣)
岡崎トミ子(民主党副代表)
前原 誠司(元・ネクストキャビネット社会資本整備担当大臣)
阿久津幸彦(ネクストキャビネット国土交通副大臣)
稲見 哲男 他
開会挨拶
阿久津幸彦議員より
特別講演
「オランダは何故、ハーリングフリート河口堰をあけるのか」
・ Hugo Coops博士
(オランダ陸水管理・廃水処理研究所教授 島根大学汽水域研究センター客員教授)
1月14日に長良川入りし、長良川河口堰付近のヘドロの調査に同行した後、
15日からは長良川沿いに郡上八幡まで長良川を視察されました。
Coops博士がかかわるオランダのハーリングフリート河口堰は
30年間運用した結果、2008年に開放することが決まっています。
博士は「問題を先送りしてはいけない。時間が経てばたつほど
問題解決は難しくなりコストもかさむ」と講演を締めくくりました。
「河口堰の水はいらない」
・ 在間正史 (弁護士)
三重県北中勢地域の水道用水−長良川河口堰によらない供給可能性−
豊富なデータをもとに、長良川河口堰の水が不必要なことを説明してくださいました。
・ 開発美佐子 (亀山市民)
長良川河口堰の水の押し付けを断った亀山市の事情をお話いただきました。
・ 杉江節子 (常滑市民)
愛知用水水道南部事務所による検査データ
まずくて高くて安全性に不安がある長良川河口堰の水を
飲まされている常滑市民の杉江さんは愛知用水のデータをもとに
はやく元の木曽川の水に戻して欲しいとお話されました。
「"政治"がなすべき解決」
・ 大森恵 (桑名市議会議員)
桑名市と合併した長島町在住の大森さんは
粘り強く長良川河口堰問題と取り組んいくこととを
お話しされました。
「"被害"は"軽微"ではなかった」
・ ビデオによる証言(長良川漁協理事たち)
天野さんと稲見議員秘書の杉上さんが2004年12月15日に
長良川漁協の理事会で聞き取り調査を行った際のビデオを上映しました。
・ 服部英夫 (長良川中央漁協)
長良川河口堰運用によって壊滅的な影響を受けた長良川のアユ漁についてお話しいただきました。
・加藤良雄
伊勢湾台風のときの被害を教訓にして、長良川河口堰に高潮がぶつかったときの
被害の恐ろしさを訴えられました。
「長良川河口堰のゲートを開放せよ」
・ 天野礼子 (「長良川河口堰建設をやめさせる市民会議」代表)
出席された民主党の5名の議員に長良川河口堰問題の解決を迫りました。
記者会見 12:15〜13:15
・ 菅直人「長良川河口堰運用開始10年にあたって」
長良川河口堰のゲートの早期全面開放をもとめ
関係する自治体への負担については国の責任で措置すべきという
談話を発表されました。
・ 出席議員リレーコメント
・ 記者より質問